季節によって異なるソーラーパネルの発電量

季節によって異なるソーラーパネルの発電量
家の屋根に太陽光発電を設置しようと考えている方が多くいると思われます。
電気を発電するための燃料が高騰しており電気代がどんどん高くなっていますし、日本では火力発電の依存度が高いため環境に負担をかけていることも問題です。
特に二酸化炭素の排出量が多い火力発電の割合を低下させる必要があるので、ソーラーを設置することは正しい選択だと評価できます。
ソーラーの発電量は季節によって変わります。
晴れる日が多い真夏の発電量が多い印象がありますが、それは間違った認識です。
ソーラーパネルの性能が1番高い気温は25℃で、25℃から1℃上昇すると発電効率が0.5%低下してしまいます。
真夏のときは気温よりもパネルの温度が30℃から40℃高くなると言われているので、10%から20%も低下する可能性が高いです。
また、6月から7月中旬は梅雨ですし、12月から2月も日照時間が短くなるので、発電量が少なくなることを覚悟する必要があります。
ソーラーパネルの性能と外気温の関係について
太陽光を受けて発電するソーラーパネルは、一見すると日照時間が長くなる夏ほど性能を発揮しそうですが、実際のところはどうなのか気になるのではないでしょうか。
結論をいえばソーラーパネルは真夏になると性能が落ちて、発電量が減ることが知られています。
理由は外気温で、気温が高くなることが性能低下と発電量減少の原因となります。
具体的にはソーラーの温度が上昇することで逆に性能が下がってしまい、本来の能力が発揮できない状況が生まれます。
外気温の高さもそうですが、真夏は直射日光が降り注ぎ続けることで、表面温度が70℃にも80℃にもなります。
高温に達してもすぐに故障することはありませんが、発電量の低下を免れることはできないです。
ちなみに太陽光発電で最も発電量が増えるといわれているのは25℃付近です。
25℃を超えると次第にパフォーマンスが下がっていくので、温度が高ければ良いというものではないことが分かるのではないでしょうか。